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2010/10/11(月) 16:16:26
ライトが遺したディテール in 「旧山邑邸」今日も兵庫県芦屋市に残るフランク・ロイド・ライトの遺作「旧山邑邸」
、現在の淀鋼迎賓館のlogを紹介したいと思います。 一時はマンションに建て替えられる計画もあったそうですが、熱心な 保存活動の結果、国の重要文化財建造物に指定されるに至り・・・、 1989年(平成元年)の保存修理工事、1995年の阪神大震災による保 存修理災害復旧工事を経て現在に引き継がれています。 ![]() ↑ 車寄せの上部の2階応接室の大窓 ![]() ↑ 玄関に設置された大谷石造りの花台
これは3階の和室では、欄間に用いられていた飾り銅板のディテール
です。 植物の葉がモチーフだそうですが、幾何学的な線形の組み合わせだ けで、みごとに有機的な印象のシンボルが表現されていますね・・・! ![]() この照明器具の飾りバンドなどもそうですが、いろんな所に共通のデ ザインが散りばめられていて、隅々にまでライトの気配りが感じられ ます。 ![]() 大谷石はこのような立体的な表現をするのに最適な素材ですが、 ただ、それも立体的でない平らな面との組み合わせ、バランスが あって活かされているんですね・・・! (^_^)v ![]() 次の写真は、ベランダへの出入り口にかかる庇のディテールですが、 深い庇の中にも自然光が入るように苦心された跡がうかがえます。 ![]() 最後は、1階の入口部分に設けられた石の水盤です。 ![]() たぶん、この写真だけでは分かり難いと思いますが・・・、 以前紹介した1階車寄せの辺りの玄関付近の写真を見てもらえれば 何となくそんな気になるのでは・・・? それは、淀鋼迎賓館のHPに紹介されていたのですが、ライトは日本 の伝統的な建築や茶室からヒントを得て、玄関周りのディテールに 日本らしさを表現しようとしたのではないか・・・? と言うことは、この石の水盤は茶室前の「蹲い」であり、以前紹介した わざと狭くした入口は、茶室に入る「躙り口」からの見立てなのかもし れませんよ! (^_^)v スポンサーサイト
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